1977年、東京都生まれ。83年歌舞伎座『人情噺文七結』で初舞台を踏んで以降、舞台・ドラマ・映画・歌手活動とさまざまなフィールドで活躍を続けている。03年の舞台『オイル』で第38回紀伊国屋演劇賞・個人賞、07年に舞台『ひばり』『ロマンス』における演技で第15回読売演劇大賞・最優秀女優賞などを受賞。近年の主な出演作にドラマ『カルテット』『ノーサイド・ゲーム』『スイッチ』『大豆田とわ子と三人の元夫』、映画『告白』『HERO』『ラストレター』『峠最後のサムライ』(22年6月17日公開)『土を喰らう十二ヶ月』(22年秋公開予定)、舞台『かがみのかなたはたなかのなかに』『世界は一人』『パ・ラパパンパン』など多数。野田作品へは『オイル』(03年)『贋作・罪と罰』(05年)『パイパ―』(09年)『逆鱗』(16年)『Q』:A Night At The Kabuki初演に続き6度目の出演となる。
1965年、東京都生まれ。中央大学経済学部在学中の89年に、演劇集団キャラメルボックスに入団。95年、NHK70周年記念日中共同制作ドラマ『大地の子』で主役の陸一心役に抜擢される。06年のNHK大河ドラマ『功名が辻』では山内一豊役で主演をつとめた。舞台、テレビ、映画と幅広く活動するかたわら、アニメ『天元突破グレンラガン』や『NARUTO~疾風伝~』、『かぐや姫の物語』、『ファインディング・ドリー』などに声優として出演。近年の主な出演作にドラマ『遺留捜査シリーズ』『執事 西園寺の名推理シリーズ』『沈まぬ太陽』『ノーサイド・ゲーム』『BG〜身辺警護人〜』、舞台『真田十勇士』『Mr.Prisoner』『魔界転生』など多数。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
1998年、静岡県生まれ。2012年にデビュー後、数々の映画・ドラマに出演。15年に映画『海街diary』で第39回日本アカデミー賞、報知映画賞やその他映画賞で数々の新人賞を受賞。18年に映画『怒り』で第41回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。数々の映画やドラマ、CMで活躍しており、19年の初舞台『「Q」:A Night At The Kabuki』初演では第54回紀伊国屋演劇賞・個人賞を最年少で受賞した。近年の主な出演作にドラマ『なつぞら』『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』『ネメシス』『津田梅子〜お札になった留学生〜』、映画『ラストレター』『流浪の月』(22年5月13日公開)など多数。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
1995年、東京都生まれ。11年俳優デビュー。14年に『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演して注目を集め、その後も数々の話題の映画やドラマで活躍。18年のドラマ『女子的生活』で第11回コンフィデンスアワード・ドラマ賞主演男優賞、文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門放送個人賞、第43回エランドール賞新人賞・TVガイド賞を受賞。近年の主な出演作にドラマ『半分、青い。』『極主夫道』『青天を衝け』『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』、映画『さんかく窓の外側は夜』『人と仕事』『バブル』(22年5月13日公開)『極主夫道 ザ・シネマ』(22年初夏公開予定)など多数。22年の映画『愛を、撒き散らせ』では初めて監督を務める。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
1966年、大阪府生まれ。89年、劇団☆新感線の公演でデビュー。97年の退団後、蜷川幸雄演出『ハムレット』やミュージカル『ミス・サイゴン』『レ・ミゼラブル』などで活躍。ドラマ『ブラックペアン』『精霊の守り人II 悲しき破壊神』『下町ロケット』、映画『リメンバー・ミー』(吹き替え)『暗殺教室-卒業編-』『黒執事』『ゴースト もう一度抱きしめたい』『舞妓Haaaan!!!』など話題作に多数出演。俳優として活動するほかNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』のナレーションを務めるなど活動は多岐にわたる。近年の主な出演作にドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』『前科者–新米保護司・阿川佳代-』、映画『新解釈・三國志』『劇場版 TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(23年公開予定)、舞台『キオスク』『ブロードウェイと銃弾』『ザ・ドクター』『千と千尋の神隠し』など。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
1968年、東京都生まれ。92年にサモ・アリナンズを結成し、座長を務める。94年に劇団内劇団・劇団ワンダフルズを結成。その確かな表現力と存在感で、舞台はもちろん映画、ドラマなど映像分野でも幅広く活躍をしている。近年の主な出演作にドラマ『桜の塔』『#家族募集します』『悲熊2』、映画『日本のいちばん長い日』『君の膵臓を食べたい』『響 -HIBIKI-』『架空OL日記』、舞台『グッドバイ』『パ・ラパパンパン』『天日坊』『ドライブイン カリフォルニア』(22年5月27日より上演予定)など多数。野田作品には『走れメルス〜少女の唇からはダイナマイト!』(04年)『贋作 罪と罰』(05年)『パイパー』(09年)『Q』:A Night At The Kabuki初演に続き5度目の出演となる。
1981年、神奈川県生まれ。法政大学人間環境学部在学中に劇団俳優座養成所に入所し、芝居の基礎を学ぶ。08年より前川知大主宰のイキウメに参加。『散歩する侵略者』『太陽』『聖地X』などの劇団公演に出演。16年の退団後は、外部公演にも多数出演するなど舞台を中心に幅広く活動している。近年の主な出演舞台に『暗いところからやってくる』『OPUS/作品』『マンザナ、わが町』『父と暮せば』『ミセス・クライン』『Le Fils 息子』『ダウト〜疑いについての寓話』『腹黒弁天町』などがある。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
1968年、京都府生まれ。87年大学在学中に、『劇団☆新感線』に誘われ入団。以降数々の作品に出演。劇団公演以外にも『ハムレット』『ロミオ&ジュリエット』など積極的に参加。女優として活躍するほか、テレビ番組、ラジオパーソナリティ、ドラマ、CM、音楽活動など、幅広い活躍を続けている。近年の主な出演作に、ドラマ『スカーレット』『科捜研の女2』、映画『モスラ』『円卓』、舞台『髑髏城の七人Season月』『浦島さん』『INTO THE WOODS』など。関西テレビ「よ〜いドン!」には金曜レギュラーとして出演中。野田作品には『キル』(94年)『TABOO』(96年)『ローリング・ストーン』(98年)『Q』:A Night At The Kabuki初演に続き5度目の出演となる。
1955年、長崎県生まれ。劇作家、演出家、役者。東京芸術劇場芸術監督。76年東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。83年『野獣降臨』で第27回岸田國士戯曲賞を受賞。92年解散。ロンドン留学を経て93年に「NODA・MAP」を設立。『キル』『赤鬼』『パンドラの鐘』『THE BEE』『ザ・キャラクター』『エッグ』『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』『フェイクスピア』など、数々の話題作を発表。歌舞伎やオペラの脚本・演出も手掛ける。海外の俳優との共同制作など国内外問わず精力的な創作活動を行い、これまで日本を含む11カ国17都市で上演。世界を駆け巡り、意欲的に活動している。09年10月、名誉大英勲章OBE受勲。09年度朝日賞受賞。11年6月、紫綬褒章受章。
1956年、神奈川県生まれ。劇団青年座に入団後、83年「ザ・テレビ演芸」でデビュー。俳優、映画監督、ミュージシャンなど幅広く活躍。91年には、主演も務めた初監督作『無能の人』がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞多数。監督作品は《119》《東京日和》《サヨナラCOLOR》《ゾッキ》など全8作品に及ぶ。また『シコふんじゃった。』(92年)、『EAST MEETS WEST』(95年)、『Shall we ダンス?』(96年)では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。俳優・監督としての才能が国内外で認められる。以降もNHK大河ドラマ「秀吉」(96年)では主演の秀吉を演じ、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(14年)では再び秀吉を演じるなど話題の映画、ドラマに多数出演。また、音楽、文筆、絵画などの分野でも多才な才能を発揮し続けている。2022年にはBSジャパネクストで『∞ゾッキ』の制作が決定した。『Q』:A Night At The Kabuki初演で野田作品初参加。
武蔵野美術大学在学中に旧西ドイツ国立西ベルリン芸術大学舞台美術科に留学。1983年、オペラ『プッチーニ3部作』『ルチア』『マリア・ストラーダ』『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリード』『神々の黄昏』の美術を担当。以来、多くの舞台美術を手がける。90年伊藤熹朔賞、96年/99年読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、00年紀伊國屋演劇賞、07年朝日舞台芸術賞、17年の読売演劇大賞では『逆鱗』『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』の2作品でグランプリにあたる大賞と最優秀スタッフ賞をW受賞。野田作品は、『野田秀樹の真夏の夜の夢』(92年)以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『THE BEE』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』(01年/18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『フェイクスピア』や野田版歌舞伎を手がける。
岡山県倉敷市出身、信州大学工学部電気工学科卒。吉井澄雄、沢田祐二の両氏に師事。1986年、(株)ライティングカンパニーあかり組を設立(現在顧問)。演劇からミュージカル・オペラ・能舞台まで多種多様な舞台を手がける。94年~95年、文化庁在外研修員としてドイツで研修。83年日本照明家協会優秀賞、93年/08年日本照明家協会賞大賞、08年紀伊國屋演劇賞個人賞、20年の読売演劇大賞では『チャイメリカ』『組曲虐殺』で最優秀スタッフ賞を受賞するなど受賞歴多数。野田作品は、『野田秀樹の真夏の夜の夢』『キル』『半神』(14年)『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』『THE BEE』(21年)に参加。
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして雑誌・広告・ダンス・バレエ・映画など多岐に渡り活動。近年の作品にNHK Eテレ『にほんごであそぼ』(衣裳・セットデザイン)、ダンス『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』『不思議の国のアリス』、パフォーマンス『piece to peace』など6作品を独自に展開中。野田作品は、『野田秀樹のから騒ぎ』(90年)以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』(01年/18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)や野田版歌舞伎、「東京キャラバン」に参加。『フェイクスピア』(21年)における衣裳に対し、第56回紀伊國屋演劇賞・個人賞を受賞。今夏、熊本市現代美術館にて個展「不思議の森に棲む服 ひびのこづえ×KUMAMOTO」を開催予定。http://www.haction.co.jp/kodue/
人物デザイナー/ビューティディレクターとしてキャラクターを総合的にデザインする。主な代表作として、滝田洋二郎監督『おくりびと』、庵野秀明総監督『シン・ゴジラ』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』、NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』『雪国』、シディ・ラルビ・シェルカウイ演出・振付『PLUTO』など。毎日ファッション大賞鯨岡阿美子賞受賞(12年)、アジア・フィルム・アワード衣装デザイン賞ノミネート(15年)。著書に『龍馬デザイン。』『さよならヴァニティー』がある。野田作品では『赤鬼』『透明人間の蒸気』『エッグ』『MIWA』『半神』(14年)『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)を手がける。待機作に水田伸生監督『アイ・アム・まきもと』、庵野秀明監督『シン・仮面ライダー』、NHK大河ドラマ『どうする家康』がある。
音楽家。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。静けさの中の強さを軸にピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。笙やサントゥールを取り入れ音響的共存を目指したアルバム『PASSION』、ビートトラック集『ALL PEOPLE IS NICE』を発表。彫刻家名和晃平のインスタレーション作品や振付家ダミアン・ジャレのダンス作品、JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのショー音楽など幅広く活動。アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加。東京2020オリンピック開会式では追悼パート(森山未來出演)の音楽を担当。野田作品は『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』などを手がけるほか、「東京キャラバン」に参加。映画『流浪の月』(李相日監督作品22年5月13日公開)では音楽を担当する。令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。
音響家。1994年より大阪にてフリーランスで活動。96年劇団☆新感線『花の紅天狗』に関わって以降18年まで多数の作品に参加。03年から11年までSound Bustersに所属。同社所属中より阿佐ヶ谷スパイダース、河原雅彦演出作品、パルコプロデュース作品等に関わる。近年の参加作品に、根本宗子演出『プレイハウス』、河原雅彦演出『オリエント急行殺人事件』『カメレオンズ・リップ』『夜来香ラプソディ』など。野田作品は、『One Green Bottle』(17年)『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『赤鬼』(20年)『フェイクスピア』『THE BEE』(21年)などに参加。
ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品を発表。カンパニーでの作品発表に加え、演劇作品へのステージングや振付、CM・PVの振付や出演など、活動は幅広い。近年の主な振付作品に舞台『フリムンシスターズ』『夢の裂け目』『子供の事情』『千と千尋の神隠し』など。95年ドイツARENA FES’95観客賞(イデビアン・クルー)、04年読売演劇大賞優秀スタッフ賞、06年アサヒビール芸術賞、08年/09年日本ダンスフォーラム賞など受賞多数。野田作品では『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』(18年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『フェイクスピア』などを手がけるほか「東京キャラバン」に参加。22年6月には井手茂太ソロ公演、8月にはイデビアン・クルー新作公演を予定。www.idevian.com
映画監督・映像作家。劇場公開作品として『壊音』『日雇い刑事』『日本の裸族』『赤線』『カインの末裔』(ベルリン国際映画祭正式出品)『USB』他15作を監督。舞台演出作品として『黒猫』『ペルソナ』AKB版『仁義なき戦い』等。舞台映像演出として数多くの作品に関わり、NODA・MAP、東宝、宝塚歌劇団、大人計画から、能、歌舞伎、落語と多岐に及ぶ。野田作品では『THE BEE』『ザ・キャラクター』『エッグ』『Q』:A Night At The Kabuki(19年)などに参加。最近ではVR、3D映像など最新技術を駆使した能舞台の演出で日本および世界各地で話題を呼んでいる。最新作は『VR能攻殻機動隊』。2022年、東京大学 先端科学技術研究センターJST ERATO 稲見自在化身体プロジェクト 「自在化コレクション」総合ディレクターに就任。
舞台監督集団「流居」に参加。1994年よりフリーで活動。主な作品に、ラサール石井演出『スター誕生』、河原雅彦演出『空中ブランコ』、宮本亜門演出『サロメ』、松尾スズキ演出『マシーン日記』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、小堺一機演出『小堺クンのおすましでSHOW FINAL』、吹越満演出『ポリグラフ』、福山桜子演出『FGO』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ワーニャ伯父さん』、森新太郎演出『メアリースチュアート』、寺十悟演出『お蘭、登場』、小川絵梨子演出『ほんとうのハウンド警部』、宮田慶子演出『クイーン・エリザベス』など。野田作品では『オイル』(03年)以来数多く、『走れメルス』『キル』『贋作 罪と罰』『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』『Q』:A Night At The Kabuki(19年)『フェイクスピア』などを手がける。
東京音楽大学教育学科卒。オペラの演出助手を経て、演劇、ミュージカル、コンサート等において活動。最近の主なステージ・マネージャー作品として、ダルコ・トレスニャク演出『Anastasia』、スティーヴン・ダルドリー演出『Billy Elliot』、小池修一郎演出『ポーの一族』、『Oliver!』、プロダクション・マネージャーとして三谷幸喜演出『酒と涙とジキルとハイド』(台北公演)に参加。野田作品では『贋作 桜の森の満開の下』(18年パリ公演)を手がける。17年株式会社コルテを設立。