妻夫木聡 Satoshi Tsumabuki 耳男 みみお

1980年、福岡県生まれ。01年、映画初主演作『ウォーターボーイズ』で 日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞し、注目を集める。その後、映画『ジョゼと虎と魚たち』で国内外の数々の映画賞を受賞。09年『天地人』ではNHK大河ドラマ初主演を務め、10年に映画『悪人』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか数々の賞を受賞。16年に映画『怒り』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞などを受賞。近年は海外にも活躍の場を広げ18年2月に公開された、中国の大ヒットコメディ映画『唐人街探案2』に出演。アジアでの名声も高い。今後は『妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3』『泣き虫しょったんの奇跡』『来る』と公開が続く。野田作品では『キル』『南へ』『エッグ』(初演/再演)『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』に出演。今回6度目の出演となる。

深津絵里 Eri Fukatsu 夜長姫 よながひめ

テレビ・映画・舞台と幅広く活躍中。1988年に映画デビュー。主な出演作に、映画『(ハル)』『阿修羅のごとく』『ステキな金縛り』『寄生獣』『岸辺の旅』『永い言い訳』『サバイバルファミリー』、テレビドラマ『踊る大捜査線』『恋のチカラ』、舞台『カメレオンズ・リップ』『春琴』『ベッジ・パードン』『ガラスの動物園』『Eternal Chikamatsu』など。第43回紀伊國屋演劇賞個人賞、第16回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。10年映画『悪人』では、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞、第34回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。野田作品へは、01年『贋作 桜の森の満開の下』『キル』『半神』『農業少女』『走れメルス』『エッグ』(初演/再演)に続き、8度目の出演となる。

天海祐希 Yuki Amami オオアマ

東京都出身。1987年に宝塚歌劇団で初舞台。93年、月組男役トップスターに就任。95年退団後は映像、舞台、CMなどで幅広く活躍。近年の出演作に、舞台『子供の事情』劇団☆新感線“いのうえ歌舞伎”『蒼の乱』劇団☆新感線『修羅天魔〜髑髏城の七人 Season 極』、テレビドラマ『離婚弁護士』『女王の教室』『BOSS』『緊急取調室』『Chef~三ツ星の給食~』、映画『恋妻家宮本』『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など。NODA・MAPは99年『パンドラの鐘』以来19年ぶり、野田との共演は『おのれナポレオン L'honneur de Napoléon』以来5年ぶりとなる。

古田新太 Arata Furuta マナコ

1965年、兵庫県生まれ。劇団☆新感線の看板俳優。劇団以外の活動も多岐に渡り、近年の主な出演作に、舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』『ロッキーホラーショー』、映画『パディントン』、テレビドラマ『闇の伴走者~編集長の条件、テレビアニメ『深夜!天才バカボン』など。バラエティ番組出演も数多く、テレビ朝日『関ジャム』にレギュラー出演中であるほか、コラムニストとしても多数の雑誌連載を持つ。97年/12年に読売新聞演劇大賞優秀賞を受賞。野田作品は94年『虎~野田秀樹の国性爺合戦~』以降数多く、01年『贋作 桜の森の満開の下』『贋作 罪と罰』『ザ・キャラクター』(紀伊國屋演劇賞個人賞受賞)『MIWA』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』など、本作で10作目の出演となる。

秋山菜津子 Natsuko Akiyama ハンニャ

近年の出演舞台に、長塚圭史演出『ハングマン』、栗山民也演出『きらめく星座』『DISGRACED』、松尾スズキ演出『キャバレー』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『8月の家族たち』、赤堀雅秋演出『大逆走』、森新太郎演出『東海道四谷怪談』、野村萬斎演出『マクベス』、串田和美演出『もっと泣いてよフラッパー』、いのうえひでのり演出『鉈切り丸』、三谷幸喜演出『ドレッサー』など。野田作品には、04年『透明人間の蒸気』、NODA・MAPでは07年『THE BEE 日本バージョン』、12年『エッグ』(初演/再演)に出演。紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞最優秀女優賞受賞。今回5度目の参加となる。

大倉孝二 Koji Ohkura 青名人 あおめいじん

1995年、ナイロン100℃のオーディションに合格以降、劇団公演の他、外部公演にも多数出演。個性的な役柄で圧倒的な存在感を放つ。テレビドラマ『デカワンコ』シリーズ『アンナチュラル』や、映画『ロマンス』『DESTINY 鎌倉ものがたり』、舞台『ゴドーは待たれながら』『ちょっと、まってください』など幅広く活躍。また本年夏の舞台、ジョンソン&ジャクソン『ニューレッスン』では脚本・演出・出演を務める。01年『贋作 桜の森の満開の下』で野田作品に初出演。『赤鬼』『パイパー』『エッグ』(初演/再演)に出演。今回6度目の野田作品参加となる。

藤井隆 Takashi Fujii 赤名人 あかめいじん

1992年、吉本新喜劇でデビュー、その後数々のバラエティ番組に出演し人気を博す。00年、浅倉大介氏プロデュースによるシングル「ナンダカンダ」で歌手デビューし、同年の「NHK紅白歌合戦」に初出場。さらに舞台、映画、ドラマで幅広いフィールドでマルチな才能を発揮し活躍する。主な舞台作品には『スペリング・ビー』『三谷版 桜の園』など。近年は『朝日のような夕日をつれて2014』ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』三谷幸喜演出『酒と涙とジキルとハイド』などに出演し、舞台俳優としてもその魅力を遺憾なく発揮している。野田作品には『ザ・キャラクター』『エッグ』(初演/再演)に続き、本作で4度目の参加となる。

村岡希美 Nozomi Muraoka エナコ

東京都出身。劇団「NYLON100℃」に1995年より所属。劇団の中心的女優として活動するほか、演劇ユニット「真心一座 身も心も」や「酒とつまみ」を旗揚げし、近年は倉橋由美子作品のリーディング公演を企画するなど劇団公演以外の活動も積極的に行っている。17年には劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」の新メンバーとなる。近年の主な出演舞台に、『キネマと恋人』、イキウメ『天の敵』、『鳥の名前』、ナイロン100℃『ちょっと、まってください』、『三文オペラ』など。野田作品は、『贋作・罪と罰』『キル』以来3度目。

門脇麦 Mugi Kadowaki 早寝姫 はやねひめ

1992年、東京都生まれ。11年、テレビドラマでデビュー後、14年には、『愛の渦』および『闇金ウシジマくん Part2』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』での演技により第6回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第88回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞の新人各賞を受賞している。また18年には、エランドール賞新人賞を受賞。近年の出演舞台に、栗山民也演出『フェードル』、フィリップ・ドゥクフレ演出ミュージカル『わたしは真悟』、KERA・MAP『グッドバイ』など。今後の公開待機作には、映画『ここは退屈迎えに来て』『止められるか、俺たちを』『チワワちゃん』を控えている。NODA・MAPには初出演。

池田成志 Narushi Ikeda エンマ

1982年「第三舞台」に参加。胡散くさい男、食えない男など、オフビートなキャラクターを得意としつつ、様々な舞台作家・演出家の作品に出演し、演劇界を牽引する俳優のひとり。13年、イキウメ『獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)』およびNODA・MAP『MIWA』での演技が高く評価され、第48回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。近年の主な舞台作品に栗山民也演出『ヘッダ・ガブラー』、いのうえひでのり演出『近松心中物語』、劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』、福田雄一演出『モンティ・パイソンのSPAMALOT』、岩松了演出『水の戯れ』。テレビドラマ『監獄のお姫さま』『サヨナラ、えなりくん』など。NODA・MAP には『THE BEE Japanese Version』『MIWA』『逆鱗』に続き4度目の出演となる。

銀粉蝶 Guin-Poon-Chaw アナマロ

1981年、演出家・生田萬と共に劇団『ブリキの自発団』を創立。演技派女優として数多くの舞台・TVドラマ・映画に出演。10年、二兎社公演『かたりの椅子』、『ガラスの葉』の演技が評価され、第18 回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。近年の主な出演作に、舞台『近松心中物語』百鬼オペラ『羅生門』『上を下へのジレッタ』『遠野物語奇ッ怪其ノ参』『9days Queen 〜九日間の女王〜』『わたしを離さないで』『風の吹く夢』など多数出演。映画『アナザ ― Another』『ふがいない僕は空を見た』『すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん』『ぼくのおじさん』『少女』ほか。テレビドラマはNHK 大河ドラマ『花燃ゆ』、連続テレビ小説『わろてんか』『梅ちゃん先生』、『奥様は、取り扱い注意』『タイガー&ドラゴン』など。NODA・MAP への参加は、『パンドラの鐘』『ザ・キャラクター』『南へ』『逆鱗』に続き、5度目となる。

野田秀樹 Hideki Noda ヒダの王

1955年、長崎県生まれ。劇作家・演出家・役者。東京芸術劇場芸術監督、多摩美術大学教授。東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。92年劇団解散後、ロンドンへ留学。帰国後の93年に演劇企画製作会社「NODA・MAP」を設立。以来『キル』『赤鬼』『パンドラの鐘』『THE BEE』『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』などの話題作を発表。歌舞伎『野田版 研辰の討たれ』『野田版 桜の森の満開の下』の演出や、17~18年には『One Green Bottle』(東京、韓国、ロンドン、シビウ国際演劇祭)の上演、海外での共同制作など、演劇界の枠を超え国内のみならず海外でも精力的な創作活動を行う。様々なアーティストとの文化混流による「東京キャラバン」を16年より展開。

美術/堀尾幸男 Yukio Horio

武蔵野美術大学在学中に旧西ドイツ国立西ベルリン芸術大学舞台美術科に留学。帰国後故金森馨氏に師事。1983年、オペラ『プッチーニ3部作』『ルチア』『マリア・ストラーダ』の美術を担当。以来、多くの舞台美術を手がける。90年伊藤喜朔賞、96年および99年に読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、00年紀伊國屋演劇賞、07年朝日舞台芸術賞、17年には『逆鱗』『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』で読売演劇大賞 大賞・最優秀スタッフ賞をW受賞。野田作品は、92年『野田秀樹の真夏の夜の夢』以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』『THE BEE Japanese Version』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『One Green Bottle』、歌劇『フィガロの結婚~庭師は見た!~』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がける。

照明/服部基 Motoi Hattori

岡山県倉敷市出身、信州大学工学部電気工学科卒。吉井澄雄、沢田祐二の両氏に師事。1986年、(株)ライティングカンパニーあかり組を設立(現在顧問)。演劇からミュージカル・オペラ・能舞台まで多種多様な舞台を手がける。94年~95年、文化庁在外研修員としてドイツで研修。83年『グレイクリスマス』で日本照明家協会優秀賞、93年『ロレンザッチョ』『四重奏』で日本照明家協会賞大賞、08年『コンフィダント・絆』『コペンハーゲン』『キル』で紀伊國屋演劇賞個人賞、08年『コペンハーゲン』で日本照明家協会大賞、10年『ヘンリー六世』で読売演劇大賞優秀スタッフ賞など受賞多数。野田作品は、『野田秀樹の真夏の夜の夢』『キル』『半神』(14年)『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がけるほか「東京キャラバン」に参加。

衣裳/ひびのこづえ Kodue Hibino

東京芸術大学美術学部デザイン学科卒業。1988年にコスチューム・アーティストとしてデビュー以来、雑誌・広告・ダンス・バレエ・映画など活動は多岐に渡る。97年より作家名を「内藤こづえ」より「ひびのこづえ」に改める。野田作品は、90年『野田秀樹のから騒ぎ』以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』『南へ』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『One Green Bottle』、歌劇『フィガロの結婚~庭師は見た!~』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がけるほか「東京キャラバン」に参加。NHKEテレ『にほんごであそぼ』では衣裳・セットデザインを手がける。衣装の断片や残った生地を使ったワークショップ「ちいさな生きもの研究所」を毎月渋谷LOFTで開催。18年はダンス『サーカス』新国立劇場、『不思議の国のアリス』KAATが控えている。ひびのこづえ個展『60』が市原湖畔美術館にて開催中(4/6~6/24)。
http://www.haction.co.jp/kodue/

音響・効果/原摩利彦 Marihiko Hara

音楽家。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。質感/静謐を軸に様々な形態で制作活動を続ける。ソロ・アーティストとして『Landscape in Portrait』などのアルバムを国内外でリリース。坂本龍一氏との即興セッションやダミアン・ジャレ+名和晃平『VESSEL』など舞台・インスタレーション・映像・ファッションショーなど幅広く活動する。アーティスト・コレクティブ「ダムタイプ」に参加し、展覧会『Action & Reflection』(ポンピドゥーセンターメッス)、高谷史郎パフォーマンス『ST/LL』『CHROMA』の音楽も手がける。野田作品では『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『One Green Bottle』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がけるほか「東京キャラバン」に参加。
http://www.marihikohara.com/

音響/zAk

レコーディング&ライブエンジニア、プロデューサー、音楽家。国内外問わず音楽・演劇・ファッションなど多くの作品に関わる。UA、FISHMANS、BUFFALO DAUGHTER、BOREDOMS、坂本龍一、FRICTION、菅野ようこ、原田郁子、相対性理論、青葉市子、三宅純、水曜日のカンパネラ など多くのアーティストのレコーディングやPAを手がけるほか、豊田利晃監督、ワン・イェミン監督、犬童一心監督の作品などでは音楽監督を務める。劇団「維新派」の音響を20年以上務め、近年は飴屋法水やマームとジプシーの舞台やライブ、白井晃演出の舞台の音響などを担当。野田作品では『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がける。

振付/井手茂太 Shigehiro Ide

ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品を発表。カンパニーでの作品発表に加え、演劇作品へのステージングや振付、CM・ミュージックビデオの振付や出演など、活動は幅広い。近年の主な振付作品に、岩松了演出『薄い桃色のかたまり』(さいたまゴールドシアター)、ジョン・ケアード演出『ハムレット』など。1995年ドイツARENA FES’95観客賞(イデビアン・クルー)、04年読売演劇大賞優秀スタッフ賞、06年アサヒビール芸術賞、08年/09年日本ダンスフォーラム賞など受賞多数。野田作品では『逆鱗』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がけるほか「東京キャラバン」に参加。
http://www.idevian.com/

美粧/柘植伊佐夫 Isao Tsuge

人物デザイナー/ビューティーディレクターとして数々の作品のキャラクターデザイン、衣装デザイン、ヘアメイクデザインを総合的に手がける。主な作品に、マシュー・バーニー監督『拘束のドローイング9』、滝田洋二郎監督『おくりびと』、庵野秀明総監督・樋口真嗣監督『シン・ゴジラ』、NHK 大河ドラマ『龍馬伝』『平清盛』、NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』、シディ・ラルビ・シェルカウイ演出『PLUTO』など。本年長野県伊那市の森林保護PR映像『森のこえ』を監督・プロデュースし視聴回数が100万回を越える。2012年毎日ファッション大賞鯨岡阿美子賞、15年アジア・フィルム・アワード衣装デザイン賞。著書に『龍馬デザイン。』『さよならヴァニティー』がある。野田作品では『赤鬼』『透明人間の蒸気』『エッグ』『MIWA』『半神』(14年)『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』、歌舞伎『野田版 桜の森の満開の下』を手がける。

舞台監督/瀬崎将孝 Masataka Sesaki

舞台監督集団「流居」から1994年よりフリーで活動。ストレートプレイ、ミュージカル、ブロードウェイ等の海外招聘作品など、あらゆる種類のパフォーミングアーツに関わり続ける。主な作品に、ラサール石井演出『その男』、河原雅彦演出『テキサス』、宮本亜門演出『サロメ』、松尾スズキ演出『マシーン日記』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、小川絵梨子演出『RED』、小堺一機演出『小堺クンのおすましでSHOW FINAL』、吹越満演出『ポリグラフ』、寺十吾演出『黒塚家の娘』、福山桜子演出『FGO』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ワーニャ伯父さん』、森新太郎演出『管理人』など。野田作品では『オイル』『走れメルス』『キル』『贋作 罪と罰』『パイパー』『ザ・キャラクター』『南へ』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』など数多くを手がける。

舞台監督/松浦孝行 Takayuki Matsuura

岡山県津山市出身。1996年、長塚圭史らと阿佐ヶ谷スパイダース結成。以降02年まで同ユニットの美術、宣伝美術を担当。同時期より拙者ムニエル、動物電気、毛皮族等、数々の小劇場の舞台に美術・小道具として参加。04年、風間杜夫ひとり芝居に演出部として関わって以降、演出部として活動。水谷龍二、鄭義信、倉持裕をはじめとする作・演出家のストレートプレイやブロードウェイ等海外招聘のミュージカル、シティーボーイズミックスなどのコント作品に多数参加。近年の参加作品に、KERA・MAP『キネマと恋人』、森新太郎演出『管理人』、博多座『舞妓はレディ』など。舞台監督としてG2演出、明治座公演『御宿かわせみ』などを手がける。野田作品には『パイパー』『ザ・キャラクター』『南へ』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊~』に演出部として参加。