キャスト&スタッフ

キャスト

  • 秋山遊楽
  • 石川詩織
  • 織田圭祐
  • 貝ヶ石奈美
  • 上村聡
  • 白倉裕二
  • 代田正彦
  • 竹本智香子
  • 谷村実紀
  • 間瀬奈都美
  • 松本誠
  • 的場祐太
  • 水口早香
  • 茂手木桜子
  • 森田真和
  • 柳生拓哉
  • 李そじん
  • 六川裕史
  • 菊沢将憲(スウィング)
  • 近藤彩香(スウィング)

高橋一生 Issey Takahashi

1980年、東京都生まれ。テレビドラマ・映画・舞台と幅広く活躍。12年に舞台『4 four』で文化庁芸術祭賞演劇部門新人賞、20年に舞台『天保十二年のシェイクスピア』で第45回菊田一夫演劇賞、21年に舞台『フェイクスピア』で第29回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作にドラマ『おんな城主 直虎』『カルテット』『岸辺露伴は動かない』『天国と地獄~サイコな2人~』『恋せぬふたり』『雪国-SNOW COUNTRY-』『インビジブル』『6秒間の軌跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱』、映画『ロマンスドール』『スパイの妻』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』『シン・ウルトラマン』(声の出演)『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(5月26日公開)、舞台『マーキュリー・ファー』『元禄港歌-千年の恋の森-』『レディエント・バーミン』『2020』など多数。
『フェイクスピア』以来、2度目の野田作品参加となる。

松たか子 Takako Matsu

1977年、東京都生まれ。93年に歌舞伎『人情噺文七元結』で初舞台を踏んで以降、舞台・ドラマ・映画・歌手活動とさまざまなフィールドで活躍を続けている。03年の舞台『オイル』で第38回紀伊國屋演劇賞個人賞、07年に舞台『ひばり』『ロマンス』における演技で第15回読売演劇大賞最優秀女優賞などを受賞。近年の主な出演作にドラマ『カルテット』『ノーサイド・ゲーム』『スイッチ』『大豆田とわ子と三人の元夫』、映画『告白』『HERO』『ラストレター』『峠最後のサムライ』『土を喰らう十二ヶ月』、舞台『かがみのかなたはたなかのなかに』『世界は一人』『パ・ラパパンパン』など多数。野田作品には『オイル』(03年)『贋作・罪と罰』(05年)『パイパ―』(09年)『逆鱗』(16年)『Q』:A Night At The Kabuki(19年/22年)に続き7度目、さらに昨年に続き2年連続での出演となる。

多部未華子 Mikako Tabe

1989年、東京都生まれ。02年デビュー。05年公開の映画『HINOKIO』のメインキャストにオーディションで抜擢され、ブルーリボン賞新人賞を受賞。09年NHK朝の連続テレビ小説『つばさ』でヒロインを演じる。10年に野田秀樹作、松尾スズキ演出の『農業少女』で初舞台を踏み、第18回読売演劇大賞杉村春子賞、エランドール賞新人賞を受賞。以来、数々の映画やドラマ、CM、舞台で活躍する。近年の主な出演作にドラマ『これは経費で落ちません!』『私の家政夫ナギサさん』『マイファミリー』、映画『あやしい彼女』『日日是好日』『空に住む』『流浪の月』、舞台『ニンゲン御破算』『オーランドー』『ドクター・ホフマンのサナトリウム〜カフカ第4の長編〜』、ミュージカル『TOP HAT』など多数。23年はNHK特集ドラマ『幸運なひと』のほか、舞台『シブヤデマタアイマショウ』に出演。本作でNODA・MAP初参加。

秋山菜津子 Natsuko Akiyama

1964年、東京都生まれ。舞台を中心に、映画、ドラマに幅広く出演。01年の舞台『プルーフ/証明』『ブルールーム』で第36回紀伊國屋演劇賞個人賞、14年の舞台『きらめく星座』における演技で第22回読売演劇大賞最優秀女優賞などを受賞。近年の主な出演作に舞台『8月の家族たち』『キャバレー』『ハングマン』『出口なし』『カリギュラ』『フリムンシスターズ』『マシーン日記』『クランク・イン!』、映画『アンダードッグ』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』、ドラマ『西郷どん』『京都人の密かな愉しみBlue修業中』『もしもイケメンだけの高校があったら』『クロサギ』など。23年は舞台『シブヤデマタアイマショウ』に出演。野田作品には『透明人間の蒸気』(04年)『THE BEE 日本バージョン』(07年)『エッグ』(12年/15年)『贋作 桜の森の満開の下』(18年)に出演。本作で5年ぶり6度目の出演となる。

大倉孝二 Koji Ohkura

1974年、東京都生まれ。劇団ナイロン100℃に所属。映画やドラマにも数多く出演し、個性派俳優として強い印象を残す。劇作家・演出家のブルー&スカイと組む“ジョンソン&ジャクソン”では作・演出・出演を果たすなど多彩に活躍。近年の出演作にドラマ『MIU404』『神様のカルテ』『青天を衝け』『競争の番人』『新聞記者』『妖怪シェアハウス』、映画『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』『妖怪大戦争 ガーディアンズ』『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』、舞台『マシーン日記』『イモンドの勝負』『世界は笑う』『どうやらビターソウル』など。劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が6月16日公開予定。野田作品には『赤鬼』(04年)『パイパー』(09年)『エッグ』(12年/15年)『贋作 桜の森の満開の下』(01年/18年)に出演。本作で5年ぶり7度目の出演となる。

大鶴佐助 Sasuke Otsuru

1993年、東京都生まれ。05年に映像デビュー。舞台を中心に、映画、ドラマと数々の話題作大作に出演。21年に旗揚げした劇団「ヒトハダ」の座長を務める。22年に野田秀樹作、杉原邦生演出の舞台『パンドラの鐘』でオズ役を演じる。近年の主な出演作に、舞台『吸血姫』『豊饒の海』『Mann ist Mann-男は男だ-』『エダニク』『あれよとサニーは死んだのさ』『ピサロ』『ボクの穴、彼の穴。』『両国花錦闘士』『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』『ともだちが来た』『僕は歌う、青空とコーラと君のために』『気づかいルーシー』『奏劇vol.2「Trio〜君の声が聴こえる」』、映画『神様の言うとおり』『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ!~映画になってちょーだいします~』、ドラマ『ネメシス』など多数。舞台『サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-』への出演が控えている。本作でNODA・MAP初参加。

山崎一 Hajime Yamazaki

1957年、神奈川県生まれ。大学卒業後、早稲田小劇場を経て、小劇場を中心に活動。18年に劇壇「ガルバ」を立ち上げる。18年『シャンハイムーン』『父と暮らせば』で第26回読売演劇大賞優秀男優賞、20年には『十二人の怒れる男』『23階の笑い』で第28回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞。近年の主な出演作に、舞台『ハムレット』『メアリ・ステュアート』『ほんとうのハウンド警部』『友達』『THE PRICE』『みんな我が子 -All My Sons-』『阿修羅のごとく』『錆色の木馬』『ケンジトシ』、ドラマ『青天を衝け』『鎌倉殿の13人』、映画『アルキメデスの大戦』『科捜研の女-劇場版-』『シン・ウルトラマン』『仮面ライダー ギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』、など多数。野田作品は99年『半神』以来、24年ぶり2度目の出演となる。

野田秀樹 Hideki Noda

1955年、長崎県生まれ。劇作家、演出家、役者。76年東京大学在学中に「劇団 夢の遊眠社」を結成。92年解散。ロンドン留学を経て93年に「NODA・MAP」を設立。『キル』『赤鬼』『パンドラの鐘』『THE BEE』『エッグ』『贋作 桜の森の満開の下』『フェイクスピア』など、数々の話題作を発表。歌舞伎やオペラの脚本・演出も手掛けるなど、現代演劇の枠を超えた多彩な創作活動を行う。また海外の演劇人とも精力的に創作を行い、これまで日本を含む12カ国18都市で上演。22年9月にはロンドンで『Q』: A Night At The Kabukiを上演し、好評を博す。23年1月、その国際的な舞台芸術界における活動を評価され、ISPA2023で「Distinguished Artist Award」を日本人初受賞。09年、名誉大英勲章OBE受勲。09年度朝日賞受賞。11年、紫綬褒章受章。

スタッフ

美術

堀尾幸男 Yukio Horio

武蔵野美術大学在学中に旧西ドイツ国立西ベルリン芸術大学舞台美術科に留学。1983年、オペラ『プッチーニ3部作』『ルチア』『マリア・ストラーダ』『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリード』『神々の黄昏』『さまよえるオランダ人』などのオペラの美術を担当。以来、多くの舞台美術を手がける。90年伊藤熹朔賞、96年/99年読売演劇大賞最優秀スタッフ賞、00年紀伊國屋演劇賞、07年朝日舞台芸術賞、17年の読売演劇大賞では『逆鱗』『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』の2作品でグランプリにあたる大賞と最優秀スタッフ賞をW受賞。野田作品は、『野田秀樹の真夏の夜の夢』(92年)以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『THE BEE』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』『フェイクスピア』『Q』:A Night At The Kabukiや野田版歌舞伎などを手がける。

照明

服部基 Motoi Hattori

岡山県倉敷市出身、信州大学工学部電気工学科卒。吉井澄雄、沢田祐二の両氏に師事。1986年、(株)ライティングカンパニーあかり組を設立(現在顧問)。演劇からミュージカル・オペラ・能舞台まで多種多様な舞台を手がける。94年~95年、文化庁在外研修員としてドイツで研修。83年日本照明家協会優秀賞、93年/08年日本照明家協会賞大賞、08年紀伊國屋演劇賞個人賞、20年の読売演劇大賞では『チャイメリカ』『組曲虐殺』で最優秀スタッフ賞を受賞するなど受賞歴多数。野田作品は、『野田秀樹の真夏の夜の夢』(92年)以来数多く、『キル』『半神』『逆鱗』『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』『赤鬼』『フェイクスピア』『THE BEE』『Q』:A Night At The Kabukiなどを手がける。

衣裳

ひびのこづえ Kodue Hibino

東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。コスチューム・アーティストとして雑誌・広告・ダンス・バレエ・映画など多岐に渡り活動。近年の作品にNHK Eテレ『にほんごであそぼ』(衣裳・セットデザイン)、ダンス『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』『不思議の国のアリス』、パフォーマンス『piece to peace』など10作品を独自に展開中。野田作品は、『野田秀樹のから騒ぎ』(1990年)以来数多く、近年は『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』『Q』:A Night At The Kabukiや野田版歌舞伎などを手がける。『フェイクスピア』(21年)における衣裳に対し、第56回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。東京芸術劇場TACTフェス『DANCE4』(5月3日-7日)にて4演目同時上演予定。http://www.haction.co.jp/kodue/

音楽

原摩利彦 Marihiko Hara

音楽家。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程中退。静けさの中の強さを軸にピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。笙やサントゥールを取り入れ音響的共存を目指したアルバム『PASSION』、ビートトラック集『ALL PEOPLE IS NICE』を発表。彫刻家名和晃平のインスタレーション作品や振付家ダミアン・ジャレのダンス作品、JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのショー音楽など幅広く活動。東京2020オリンピック開会式では追悼パート(森山未來出演)の音楽を担当。野田作品は『足跡姫~時代錯誤冬幽霊~』『贋作 桜の森の満開の下』『赤鬼』『フェイクスピア』『Q』:A Night At The Kabukiなどを手がける。映画『流浪の月』(李相日監督)、『ロストケア』(前田哲監督作品3月24日公開)、NHK特集ドラマ『幸運なひと』(一木正恵演出)では音楽を担当する。令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。

音響

藤本純子 Junko Fujimoto

音響家。1994年より大阪にてフリーランスで活動。96年から18年まで劇団☆新感線の多数の作品に参加。03年から11年までSound Bustersに所属。同社所属中より阿佐ヶ谷スパイダース、河原雅彦演出作品、パルコプロデュース作品等に関わる。近年の参加作品に、根本宗子演出『プレイハウス』、河原雅彦演出『オリエント急行殺人事件』『カメレオンズ・リップ』『夜来香ラプソディ』など。野田作品は、『One Green Bottle』『贋作 桜の森の満開の下』『赤鬼』『フェイクスピア』『THE BEE』『Q』:A Night At The Kabukiなどに参加。

振付

井手茂太 Shigehiro Ide

ダンスカンパニー「イデビアン・クルー」主宰。既存のダンススタイルにとらわれない自由な発想で、日常の身振りや踊り手の個性を活かしたオリジナリティ溢れる作品を発表。カンパニーでの作品発表に加え、演劇作品へのステージングや振付、CM・MVの振付や出演など、活動は幅広い。近年の主な振付作品に舞台『フリムンシスターズ』『夢の裂け目』『子供の事情』『千と千尋の神隠し』など。1995年ドイツARENA FES’95観客賞(イデビアン・クルー)、04年読売演劇大賞優秀スタッフ賞、06年アサヒビール芸術賞、08年/09年日本ダンスフォーラム賞など受賞多数。野田作品では『逆鱗』『贋作 桜の森の満開の下』『フェイクスピア』『Q』:A Night At The Kabukiなどを手がける。www.idevian.com

ヘアメイク

赤松絵利 Eri Akamatsu

ヘア&メイクアップアーティスト。1996年よりhair and make-up ESPERに所属し、宮森隆行に師事。個性を生かし透明感溢れるナチュラルメイクが多くの俳優・モデルから支持され、数々の雑誌や広告等で活躍。カツラやヘッドピースなどの作り込みも得意とし、舞台、PV、ショーなどで自身の世界観を表現し独自のポジションを得ている。野田作品では『フィガロの結婚』『フェイクスピア』『THE BEE』や『東京キャラバン』などを手がける。他では、ダンス『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』、舞台『近松心中物語』『イーハトーボの劇列車』、映画『椿の庭』など。メイクメソッド本『世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書』著者であり、Webマガジン「mi-mollet」YouTubeチャンネルにてビューティ動画『眉とメシ』も配信中。http://www.esper-net.com

人形

沢則行 Noriyuki Sawa

北海道小樽市出身。人形劇師。1991年にフランス、92年に文化庁在外研修派遣でチェコへ。以後、プラハを拠点に世界20ヶ国以上で公演。チェコ国立芸術アカデミー演劇・人形劇学部を始め、多くの教育現場で講座、ワークショップを行う。極小から巨大まで、あらゆる人形(=フィギュア)を創造し操演するところから、フィギュアアートシアターの第一人者とされる。ヨーロッパ文化賞「フランツ・カフカ・メダル」授与、EU文化都市賞など国際的な受賞多数。日本国内では、NHK『みんなのうた』映像制作、東京2020オリンピック・パラリンピック公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」では巨大人形プロジェクト『モッコ』の人形デザイン設計および人形製作操演総指揮を担う。野田秀樹が総監修を務めた「東京キャラバンin北海道」(20年)「東京キャラバンthe 2nd」(22年)に参加。本作でNODA・MAP初参加。

映像

上田大樹 Taiki Ueda

映像作家・アートディレクター。早稲田大学在学中より劇団の主宰を経て、映像制作を始め、2008年に「&FICTION」を設立。ナイロン100℃、劇団☆新感線、大人計画、宝塚歌劇団、歌舞伎などの映像デザイン、東京大学や小学館のプロモーション映像のディレクションなどを数多く手掛ける。近年の主な作品に、NHK『らんまん』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』『拾われた男』『シャーロック・ホームズ』などのタイトルバックなど多数。映画『バクマン。』でVFX-JAPANアワード実写映画部門最優秀賞、19年の『百年の秘密』『メタルマクベス』で第26回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。本作でNODA・MAP初参加。

舞台監督

瀬﨑将孝 Masataka Sesaki

舞台監督集団「流居」に参加。1994年よりフリーで活動。主な作品に、ラサール石井演出『スター誕生』、河原雅彦演出『空中ブランコ』、宮本亜門演出『INTO THE WOODS』、松尾スズキ演出『マシーン日記』、三谷幸喜演出『ドレッサー』、小堺一機演出『小堺クンのおすましでSHOW FINAL』、吹越満演出『ポリグラフ』、福山桜子演出『FGO』、ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出『ワーニャ伯父さん』、森新太郎演出『メアリースチュアート』、寺十悟演出『お蘭、登場』、小川絵梨子演出『ほんとうのハウンド警部』、宮田慶子演出『クイーン・エリザベス』など。野田作品では『オイル』(03年)以来数多く、『走れメルス』『キル』『贋作 罪と罰』『ザ・キャラクター』『エッグ』『MIWA』『逆鱗』『足跡姫〜時代錯誤冬幽霊〜』『フェイクスピア』『Q』:A Night At The Kabukiなどを手がける。