旅する文化ムーブメント!「東京キャラバン」が京都・二条城に登場!
始動から3年目を迎える今年の「東京キャラバン」が、いよいよ京都からスタートします。「人と人が交わるところに『文化』が生まれる」というコンセプトに賛同したアーティストがさまざまな分野から集い、新しい表現を創作します。松たか子、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、諏訪綾子(FOOD CREATION)、祇園甲部の芸妓、舞妓らによる、夢の共演が実現!
★ 8月19日(土)、20日(日)に、京都・亀岡にてワークショップを行い、創作の過程を公開します。
★ 9月2日(土)、3日(日)に、京都・世界遺産 二条城にて、パフォーマンスを開催します。
京都のパフォーマンスには、総監修を務める野田秀樹や、2015年より参加している女優の松たか子に加え、EGO-WRAPPIN’のヴォーカリスト・中納良恵、「食」を通じて表現する諏訪綾子/フードクリエイション(アーティスト)、甲冑でのパフォーマンスが人気の青柳美扇(書道家)、現代アーティストの木村舜などが初参加。また、京都を拠点に活躍するアーティストとして、佳つ菊(祇園甲部芸妓)、豆千佳(祇園甲部舞妓)、祇園祭鷹山保存会 囃子方、球乗り型ロボットで結成された村田製作所チアリーディング部が参加。さらに、津村禮次郎(能楽師)、“東京キャラバン”アンサンブルも参加し、さまざまな分野で活躍する才能溢れるアーティストがまさに“文化混流”することで、誰にも想像できない新しいパフォーマンスを創作します。会場は世界遺産として知られる京都・二条城。歴史の重みを感じる京都ならではのこの会場で、新しいパフォーマンスが生まれる瞬間に立ち会いませんか?
~パフォーマンスに立ち会って、参加者になろう~
とにかく生で見て、心で感じること! それが「東京キャラバン」の醍醐味です。
「二条城と『東京キャラバン』は相性が良いんじゃないかと勝手に思っています。“TOKYO”もちょっと文字を入れ替えれば“KYOTO”だし(笑)。稽古(公開ワークショップ)から“覗き見”の感覚で見学できるという試みも楽しさのひとつです。文化とは退屈なものではなく、心を豊かにするもの。『東京キャラバン』とはその土地の皆さんと作る“見世物小屋”です。見世物の基本である“わくわく”と“どきどき”が生まれる実験の場に、ぜひ“野次馬”として参加して下さい。」 野田秀樹・談(劇作家・演出家・役者)
●東京キャラバン in 京都・亀岡(公開ワークショップ)
二条城でのパフォーマンスに向け、表現者たちが“文化混流”しながら、新しい表現を創り上げていく創作の現場を特別に公開します。
○日時: 2017年8月19日(土)13:00~17:00、8月20日(日)10:00~17:00
○会場: 生涯学習施設・道の駅ガレリアかめおか コンベンションホール(京都府亀岡市余部町宝久保1-1)
○参加アーティスト: 野田秀樹、世界遺産・二条城パフォーマンス 参加アーティスト、井手茂太(振付家・ダンサー)
○観覧: 無料、申込み不要
●東京キャラバン in 京都・二条城(パフォーマンス)
多種多様な表現者たちが、国内各地から世界遺産・二条城の特設ステージに集結。
それぞれのジャンルを超越した”文化混流”によって創出された、東京キャラバンでしか出会えないパフォーマンスを披露します。
○日時: 2017年9月2日(土)、3日(日)18:00 受付開始、18:30 開場、19:00 開演(20:00終了予定)
○会場: 世界遺産・二条城 国宝・二の丸御殿前 特設ステージ(京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地)
○参加アーティスト: 野田秀樹、松たか子(女優)、中納良恵/EGO-WRAPPIN’(ミュージシャン)、津村禮次郎(能楽師)、諏訪綾子/フードクリエイション(アーティスト)、佳つ菊(祇園甲部芸妓)、豆千佳(祇園甲部舞妓)、 祇園祭鷹山保存会 囃子方、村田製作所チアリーディング部(球乗り型ロボット)、木村舜(現代アーティスト)、青柳美扇(書道家)、津軽三味線「小山会」、和太鼓「Atoa.」、“東京キャラバン”アンサンブル(パフォーマー)ほか
○観覧: 無料、要事前申込み ※多数抽選
○申込み期間: 2017年8月13日(日)まで
○申込み方法: 電話かFAXまたはメール 詳しくは「京都いつでもコール」で検索
京都文化力プロジェクト2016-2020 公式HPはこちら
○申込みに関するお問い合わせ: 京都いつでもコール TEL 075-661-3755FAX 075-661-5855
※おかけ間違いにご注意ください。
※出演者やプログラム内容は予告無く変更になる場合があります。
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「東京キャラバン」が紡ぐ『物語』
必要なのは、今、2020年に向けての『物語』、そして、その『物語』が2020年を越えても続いていけるような、そんな『物語』を作ることはできないのか?1964年の東京オリンピックには、これで戦後が終わっていくのだ、日本がいよいよ世界に向かって復帰できるのだ、といった確固たる物語があったように思う。今回の東京オリンピックには、今、日本人を動かすべき、そうした大義名分のような『物語』を簡単に見つけることは難しいだろう。ただ、ある程度の大きさの『物語』を積み重ねることで、人々の「気運」を作ることはできる。そして、盛り上がった「気運」の中からしか、壮大な物語は生まれないと思う。
野田秀樹(「東京キャラバン」構想より)