99年秋より、「パンドラの鐘」、「カノン」、「農業少女」と連続して、20世紀という時代にこだわった作品を発表してきた野田秀樹。
その注目のNODA・MAP 21世紀第1弾公演が決定しました。新しい世紀の幕開けに彼が選んだ舞台は、本公演でも、番外公演でもない、“スペシャルステージ”です。
とは言え、今はすべてがまだ準備中。
例えば、「新世紀」の幕開けにあたり、すべての思いを真摯に芝居にぶつけ、「21世紀」に物申すのか、、、、。
それとも新年早々、パーッと賑やかなエンタテインメントショーになるのか、、、、。はたまた、スパイラルという空間を、彼の“遊び場”に変え、そこでさまざまなひとり遊びを繰り広げるのか、、、、、。
何が飛び出すのか、誰にも想像がつきません。
しかし、断言できることはひとつ。
それは、この親密な小空間の中で、「野田秀樹」の姿だけを目で追い、凝視し、現代演劇界が生んだこの「疾走し続けるカリスマ」と、密度の濃い時間を共有できる、ということなのです。
スパイラルホールの空間に足を踏み入れたとき、どんな世界が目の前に広がるのか、、、、。
21世紀第1弾公演NODA・MAPスペシャルステージ「2001人芝居(にせんひとりしばい)」の開幕に、是非ご注目ください。